武井咲さんの「原口元子」、すっかり板についてきましたね。武井咲さんは、その美貌もさることながら、実際、弱冠23歳。23歳でここまで本物悪女感だせるなんて、やっぱただものじゃありませんね。
今まで、悪いおじさんたちを出し抜いてまんまと銀座のクラブのママとして君臨している元子さんですが、銀座でも「一番若いママ」として評判。野望は銀座のトップに上り詰めることです。
ところが、今回から雲行きが少々怪しくなってきました。いままで、美貌と知識と度胸で悪人だらけの世間を渡ってきたのに、今回からどうも逆風モード。主要キャストが(元子を含め)ほぼ悪人。もしかしたら100%悪人かもしれません。
元子はこの逆境にどう立ち向かうのでしょうか?だれかが元子を助けてくれるのでしょうか???
<あらすじ★ネタバレ>
銀座のクラブ「カルネ」のママ、原口元子(武井咲)は、長谷川庄治(伊東四朗)から銀座一のクラブ「ルダン」を買い取る契約書に署名捺印した。長谷川は、支払いに関して違約があった場合の条項について元子に念押しする。もし期限までに支払えない場合は、違約金だけでなく、クラブ「カルネ」も譲渡するという条件だった。
すでに元子は料亭「梅村」を売りに出していた。その代金と「カルネ」を売れば、難なく支払えるという目算だったが、ここから、次第に歯車が狂ってきた。
橋田(高島政伸)から奪ったはずの「梅村」の名義は、元の梅村の所有者に戻っていた。橋田を難詰する元子だったが、なぜか橋田は自信満々。元子の手にしている裏口入学の情報はまったくのでたらめで、なんの価値もない情報だという。そして、架空名義の口座についても・・・。
自分のマンションに帰った元子が見たのは、何者かが荒らした悲惨な室内の光景だった。そして、元子の最大の武器「黒革の手帖」が盗まれていた。
元子は「ルダン」の支払い期限を延ばすよう、長谷川に交渉しようとしたが、長谷川は電話にもでようとしない。窮地に陥った元子は安嶋(江口洋介)に頼み込んで長谷川に交渉をしてもらう。「ルダン」を手に入れることは絶望的な状況だった。
・・・悪いことはそればかりでは済まなかった。クラブ「カルネ」に元上司、村井亨(滝藤賢一)が現れ、自分がこのクラブの新支配人だと宣言する。そしてママとして紹介されたのは、なんと元同僚の波子(仲里依紗)だった。
悪人VS悪人の戦いが繰り広げられる中、黒革の手帖を手に勝ち抜いてきた元子さんでしたが、今度の敵は、日本のドン、長谷川でした。さすがに元子にとっても強敵すぎ。
でも、この人から「ルダン」を買い取ろうなんて、こんなにキケンなことはないと思うんですが、元子さんは契約書もちゃんと読んでいなかったみたいですね。
そして、今までの、人間関係からみれば、橋田理事長はいわば長谷川グループの人。そんな橋田を困らせたら、自分が危ないのは明らかですよね。先週までは、そんなことも突破できるなんらかの根拠を元子さんは持ってるのかなと勝手に期待してましたが、今回はちょっとがっかりでした。これも、最後に元子さんが笑うための大きな試練ということなんでしょうが、ちょっと元子さんの行動お粗末では???そして、手帖は軽く引き出しにしまってあったみたいですが、もっと大切にしたほうが良いのでは・・・ ?
ちょっと心配な元子さんなので、祈るような気持ちで来週を待っております。