今回から、15歳の虎松が登場。自然とドラマの流れも虎松が中心に。
直虎さんも心なしか少し枯れた感じになっていたみたいでちょっと寂しいな~。龍雲丸もいっちゃいましたからね。今では、井伊の里を少しでも豊かにすることが生きがいのようです。
でも、それを補って余りある虎松のパワー。何しろ自分が跡取りであったはずの家が、「もうない」とかつて突然直虎に言われたのですから そう簡単に納得するはずもありません。
虎松は、成長して後に徳川四天王の一人、井伊直政として後に徳川家の大老を輩出する名門の家となります。桜田門外の変で暗殺された井伊直弼も子孫です
・・・しかし、このドラマの現時点では井伊は「潰された家」という現状。
虎松はどうやってお家再興を果たすのでしょうか?楽しみですね。
<あらすじ★ネタバレ>
直親(三浦春馬)の13回忌法要の席で、直虎(柴咲コウ)は虎松(菅田将暉)と6年ぶりに再会する。虎松は15歳。まだ元服前のすがすがしい青年ぶりだった。
虎松は亥之助(井之脇海)と井伊の里を見て回り、その豊かな暮らしぶりに感嘆する。直虎は、領主でこそないものの、近藤のもとで、できうる限り里を豊かにする方策をいろいろと講じていたのだ。
この里の様子に刺激を受けた虎松は、自ら密かに井伊家を再興しようと決意する。
手始めは、亥之助とともに徳川家につかえ、身を立てること。それも、家康の許しを得て「井伊」の名で仕官することだった。
家康は、虎松に「万千代」、亥之助に「万福」と名乗らせ井伊の名で仕えさせようとするが、周囲の反発は小さくなかった。
虎松たちは順調な滑り出しを始めたと思ったその時、家康は突然二人に「草履番」を命ずる・・・。
虎松は現在のところ、母しのが嫁いだ松下家の養子。それなのに、井伊家の名を名乗りたいと言い出すのは、心情としては当然ながら、まことに各方面に都合の悪い話です。また、直虎が本心再興の意思がないとはっきりいったからには、彼の野望を手伝ってくれるのは南渓和尚ぐらい・・・。
従って、虎松は、亥之助とともに、自らの力でこれから道を切り開いていかなければなりません。この無謀な青年のチャレンジが、「直虎」のドラマの終盤を飾ります。
となれば、大河ではおなじみの出世物語。虎松はどんな手を使って徳川家でのし上がっていくのでしょうか。
それにしても家康さん、あまりにも大人の事情にビンカンすぎる体質のようですね。自分の意志というものはあるようですが、なんだかいつもそうでないほうの決定をしているような気がするんですが・・・。もしかしてこれが天下取りの極意なのか???
そんな主君に、まっすぐすぎる虎松がキレないかどうかちょっと心配です・・・。
今週の一言 by虎松クン
「それがしは、昨日殿より井伊万千代という名をいただきました。それを己の欲得のため、一晩にて松下と前言を翻すは不忠の極み・・・
井伊万千代、かくなる上は、日の本一の草履番を目指す所存にございます!!!」
がんばれ!虎松!!!