炭水化物を食べなければいい、という簡単なダイエットとして、今一番人気の糖質制限ダイエット。
やってる人は多いですよね。私の弟も1か月で10キロやせました!
身体が丈夫なヒトなので、かなりカゲキにやってました。
お米もパンもうどんも完全ストップ。でもたぶん揚げ物のコロモはたべてましたね~。
思い起こせば去年のはじめぐらいのことです。今ほど情報が氾濫しておらず、「炭水化物は食べないで、肉と魚はいくらたべてもいい」というシンプルなノウハウで、一気に10キロ。本当にやせたんです。
でもこのダイエット方法、私もやってみたんですが、実は長くつづきませんでした。私の実体験から、糖質制限の失敗しないやり方をまとめてみたいと思います。
-CONTENTS-
1/糖質制限はどうして続かなかったのか
2/糖質制限するなら摂るべき食べ物~腸活のすすめ
3/理想のダイエットを考える
1/糖質制限はどうして続かなかったのか
はじめの2週間ぐらい、しっかり炭水化物をカットして、野菜とお肉をしっかり食べました。「肉はいくらたべてもいい」という弟の言葉を(肉が好きなので)文字通りに解釈し、いつもよりたくさん食べました。
とりあえず、運動する暇がなかったので、NO炭水化物でどこまでやせるか人体実験!したんです。
1か月で、10キロはやせませんでした。67キロの体重が65キロまで落ちました。まあまあです。
自分としては、いくらなんでも1か月で10キロやせたら体に悪いのではないか、と思ったので、2キロはイメージどおり、といえるでしょう。
だから、このペースで3か月は続けよう!と決心したのでした。
・・・しかし、2か月目になったころ、体調に異変が・・・。
といっても、危険なほどのところまではいかなかったのですが、お腹の調子が悪くなったんです。
私はもともと胃腸が丈夫で、だからこそ、中年女性にもかかわらず肉をもりもりたべておりました。便秘も下痢もあまり経験はありませんでした。
だからこそ、2か月目の異変は私としては前代未聞!
■お腹がはってガスがたまったみたい
■便通が悪い
といった状態。
それでいろいろと調べてみたんです。
私が食べなかった「炭水化物」は、確かに糖質を多く含んでいますが、それだけではなく、食物繊維という重要な栄養素をもつたべもの。
つまり、完全に近い糖質カットは、腸内の状態を悪くして腸に負担がかかる、ということが分かったんです。
2/糖質制限するなら摂るべき食べ物~腸活のすすめ
私が次にしたことは二つです。
①まず、腸内環境をよくするために、ヨーグルトを大量投入。
これで、お腹のほうはやや落ち着きました。
②食物繊維をとるために、もち麦ごはん。納豆。
もち麦は、炭水化物も含んでいますが、白米に比べて食物繊維は22倍、玄米に比べて4倍の含有量です。
納豆は、食物繊維や酵素が豊富で低カロリー。ダイエッターにはうれしい食べ物。整腸作用があるので腸活にぴったりです。
・・・つまり、一時的に極端な糖質カットをすることは、やせる効果が確かにあると思いますが、これを長い間続けるのはどうも限界があるようだ、ということを感じました。
健康第一、ですからね。
結果的に、私は、2か月目にもち麦その他の雑穀ご飯を導入することによって「糖質カット」ではなく「低糖質」になりました。
一方、たんぱく質はしっかり食べ、納豆やヨーグルトもしっかりとり・・・という生活をしていたら、体重は下がったり上がったりで、結果横ばいという状況が1か月ほど続きました。
3/理想のダイエットを考える
体重が横ばい、では、ダイエットにはなりません。
このころから、私は、本気で「生活習慣」を見直すことを考え始めました。ちょっと遅いんですけどね。
何を隠そう、太った原因は「生活習慣」に他なりません。
だから、食事だけではなく、ヨガとジョギングを始めました。そして、肝心の食事について、改善したこともあります。
★バランスのいい食事
炭水化物は控えめにするとしても、極端な肉食はやめました。
★総量の意識
肉や魚や野菜など、おいしいものを少しづつ。
御飯類は、糖質量で一日100g程度。
一日の中で、バランスをとることにしました。
★おやつの見直し
間食は、ナッツや炒り大豆を活用。あたりめ、チーズも導入しました。
チョコレートは食べてます。
結局のところ、栄養はしっかり摂るが、炭水化物を少なめにすることによって総カロリーも以前より抑える、という意識で食べています。
大人のダイエットは、健康を維持する配慮が絶対必要だと思います。
肉や油脂類は、「適度」に摂る、ということは忘れるべきではありません。
現在、紆余曲折のダイエットは3か月をすぎ、体重は64.3キロまで来ました。結果3か月で1キロ弱の減量です。
このペースなら、体調も良く、体も少しづつ軽くなってきたので長続きできそうです。
次のステップでは、もっと運動も取り入れようと思っています。
皆さんもあきらめないで、自分に合う方法をぜひ見つけてくださいね!