ダイエットのトレンド、「糖質制限ダイエット」。
正しくすれば、効果抜群なのは間違いないようです。
これは、やり方としてはわかりやすいので、現在チャレンジ中の人は多いでしょう。
具体的には、脂肪を落とすために、糖質の摂取を1日体重(kg)×1gに抑えます。
体重60キロなら、糖質摂取量60g、ってことですね。コンビニでもしっかりラベルを見て、炭水化物関係を極力カットします。
効果があるのか?
はい、あります。実際、我が家の弟もチャレンジしてちゃんと10キロやせました。お腹もひっこみました。
約1年前のことです。所用時間、約1か月!!!
その間、徹底的に糖質をコントロールしたんです。つまり、ご飯はたべない、パンもうどんもその他の炭水化物もすべて、カットしました。
「肉はいくら食べてもいいんだ」といいながら、それでも体重は落ちました。
これが、当時先進的なダイエッターの基本的なやり方だったようです。
しかし、彼は現在糖質制限をしていません。
食事は、(大量ではなく)普通に食べて、自転車で会社へ通っています。
・・・さてさて、どうして弟は糖質徹底カットをやめたのか?
①10キロやせて、目的を達成したのでやめた
②やっぱりご飯が食べたくなった
主な理由はこの二つです。
その他の理由として、情報に敏感な彼の耳に「糖質制限のやりすぎは体に悪い」という風評が聞こえてきたことがあると思われます。
■「日々の食事がたんぱく質や脂質に偏り、長期的には心筋梗塞や脳卒中、発がんなどの危険性を高める」
■「糖質が不足すると脳が正常に動かず、ぼーっとしたり、集中力が落ちたりするから危険」
■「糖質制限をすると、筋肉がどんどん失われてしまう」
こんな意見が聞こえてきます。
これらは、「100%の糖質制限を行い、ダイエットの手段を糖質制限だけで行う」という場合は、的を得た意見です。
糖質制限をじょうずに利用して、安全かつ健康的にやせる方法はあるのでしょうか?
<糖質制限の上手なやり方>
1. 糖質を完全にカットするのではなく、一定の量を守って糖質を摂取する
これにより、身体への悪影響が少なく、安全に体重を落とすことができます。
2. 筋肉トレーニング、有酸素運動を取り入れ、筋肉を落とさないようにする
筋肉を落とさないことは重要です。トレーニングして筋肉量を増やせれば、代謝量が必然的に上がるので、ダイエット効果が高まるだけでなく、リバウンドの危険を防ぎます。
3. 目標は長期的に。1か月1キロ程度の減量が安全
急激なダイエットは何かしらの影響を体に与えます。疲労や環境の変化などの要因で思わぬ病気を誘発しないとも限りません。
結局のところ、生活習慣や食事などのバランスをうまくとっていく自己管理力がダイエットにも求められますね!
大人のアナタは、特に気を付けてください。