カホコのボーイフレンド初君をめぐって、ついにカホコとママとの間に深い溝が・・・。これだけ強いきずなの母子が簡単に離れてしまうわけはありません。
でも今回は、カホコの抵抗ぶりをじっくり楽しませてもらいましょう!
それから、気になるのはカホコの恋。
初君は、カホコのことをいったいどう思っていたんでしょう???
カホコの素敵な絵をかいていたくらいだから、きっとキライじゃありませんよね?!
さてあらすじです。(ネタバレご注意)
<あらすじ>
カホコ(高畑充希)は生まれて初めて母・泉(黒木瞳)に反抗し、おたがいに口をきかないありさまで、一家の日常が様代わりしてしまう。母と娘の間に入った父・正高(時任三郎)は右往左往。
カホコは、初(竹内涼真)に自分の気持ちを告白したまま逃げ出してしまったので、どうしていいかわからず悩む。勇気を出して、初につきあってほしいというが、すぐに初から「ごめん、無理!」と拒否されてしまう。過保護でガキっぽいところがタイプじゃないらしい。
あっさりふられたカホコは部屋に閉じこもって泣き出す。正高は泉に隠れて食事を買ってきてやるが、すぐにばれて「過保護」だと責められる。正高は、なんとかカホコを立ち直らせようと、泉の実家へ連れていく。しかし集まった親戚たちもそれぞれ問題を抱えていて暗い雰囲気。そこでカホコは初めて酒を飲んで、酔った勢いで初のもとへダッシュする。
酔っぱらったまま、カホコは初の絵を批評し始める。いい絵は絶賛し、気に入らない絵は破壊するという激しいリアクション。またも初によって自宅に運び込まれる羽目に・・・。
心配した正高は、初のもとを訪れ、「娘と会ってやってほしい」と頼み込む。初はそんな正高のスケッチをもってカホコと会う・・・。
ママとカホコのルーティンが崩れた状態が結構笑えました。今まで家族を仕切っていたママのろうばいぶりは見ものです。
ところが、カホコはあれだけ意地を張ったのに肝心の初には、見事にふられてしまうのです。
初君は、カホコに恋愛感情を持っていないことは確かですが、カホコを別の気持ちで必要としているようです。初君の「またあした」ということばにカホコはまた「こんなのはじめて・・・」と感動。家族以外の人に、必要とされる幸せ感をしっかりかみしめました。
一方、釈然としないのはパパの正高。今回もカホコのために大活躍したのに、感謝されるわけでもなく、ついに日ごろのストレスがバクハツしてしまいます。
今まで、調和していたかに見えた家族関係や家庭の幸せが、どんどんひっくりかえって行きそうな予感・・・。カホコの目覚めと同時に、カホコの家族や親せき、初君、みんな変わっていくのかもしれませんね。もしかしたら、哀しい変貌もあったりして???
でも一番楽しみなのは、カホコの変貌。今の何もできない女の子キャラからどのように脱皮してくれるのでしょうか。応援したい気持ちです!