今週は昭和乙女たちの世界にどっぷりはまりましょう💛
第7週 椰子の実たちの夢 (5月15日~20日)
<あらすじ>
相変わらず父、実(沢村一樹)の手掛かりは見つからないままですが、みね子(有村架純)は乙女寮で元気にとばしてます。
乙女たちの中には、家から便りや差し入れがある子もいれば、ぜんぜんない子もいます。何も便りがとどかない澄子(松本穂香)は故郷の祖母を思ってさみしそう。そんな澄子を心配する仲間たち。
一方、女優をめざす時子(佐久間由衣)は、ついにNHKでオーディションを受けることになった。仲間たちの応援や、みね子の付き添いの甲斐なく、緊張のあまり、茨城なまりを連発して残念な結果に・・・。そんな時子をはげまそうと、みね子は、三男を呼び出すのだった。
故郷ではそんな三人と呼応するように、みね子、時子、三男のママたちが「女子会」で泣いたり笑ったり。
みね子ちゃんは、知れば知るほど大人ですね。見た目は単なるカワイイ系ですが、仲間を気遣い、親友を気遣い、ストレスがたまらないんでしょうか、と心配してしまいます。
がんばって「未来を切り開く!」というタイプでなく、状況をしっかり見て、気持ちいいほど正しい道へ普通にすすんでいくんですね。
お父さんがいなくなった!という大変な問題を抱えてはいるのですが、なんだか自己充足してますね。境遇はハッピーとは言いきれないですが、幸せの種を心にいっぱい持っているようです。
これは、新しいヒロイン像ですね。昭和のノスタルジックなおとぎ話的舞台装置の中で、なんだかしっくりはまります。
ドラマの主人公なら、がむしゃらに個性的だったりして、各種の挫折を繰り返しながら成長していくんですが、みね子ちゃんは、不思議なキャラですね。女優有村架純の演技力とキャラなくしては成立しないキャラクターです。
時子を思う三男の励ましも立派でした。
オーデションに落ちて落胆する時子に「女優あきらめろ、俺の嫁さんになれ」と迫って、逆に彼女を反発させて奮起させるなんて、オトコですね~。三男クンに惚れ直しました。
・・・ところで今週は最後に、3人のママたちの女子会風景が面白かったですね。
もっとすごかったのが、増田明美さんナレーション。この方が言うと、なんだか説得力スゴイです。
・・・今でいう女子会ですかね。楽しいですよね。あれはなんなんでしょうね。必要なんですよね、女子にとっては。
マラソン走るときは、給水が必要ですよ、と言われたのとおんなじ説得力でした~。女子会は必要だ、という前提を一気につくってしまったので、批判精神一切なく3ママの会話が楽しめちゃいました。
次回は、そろそろお父さんの動向がしりたいですね~。
来週何かありそうなので、期待してます!