どうせメイクをするなら、若くみせたいと思うもの。
しかし、やり方によっては、かえって老けてみえる結果になることも・・・。
毎日のお手入れも必要ですが、メイクのやり方次第で、10歳若くみせることだってできるんです。
大切なのは、肌づくり=ベースメイクアップ、です。
ちょっと大人になって、肌のトラブルが気になり始めた方に読んでいただきたいコツです。
●ベースメイク、若みえの条件とは?
仕上がりがきれいに見えるために必要なのは、次の三つの条件です。
1/ 肌にうるおいが十分あること(ぱさぱさ肌は老けのもと)
2/ 厚塗りに見えないこと(ファンデなどのつけすぎはNG)
3/ 地肌に合ったカラーを使っていること(黒すぎ、白すぎは不自然!)
1/肌のうるおいの作り方
(化粧水、美容液、メイクアップベース、UVプロテクタ-)
朝の洗顔後、化粧水や美容液などで、肌に若干のうるおいを補給しましょう。できれば美容液などの保湿効果が長持ちするものが理想です。化粧水+乳液などでも大丈夫です。
大切なのは、つけすぎないこと。しっかり薄くのばして、なじませて、メイクの前には肌とうるおいが一体化している状態にします。
メイクアップベースは必須です。肌の表面を均一にして、ファンデーションなどのベースメイク料を美しく仕上げる土台をつくります。
このメイクアップベースには、近頃紫外線を防ぐUVプロテクタ―効果が含まれているものが多いですね。もちろんこれでOKです。
2/ 厚塗りしないで肌の美しさをつくるファンデーション
(パウダー、ミルキ-、クリームタイプなどのファンデーション)
どれも肌をきれいに見せるものですが、ここで一番気をつけることは、できるだけ、薄くつけること。
上手な方は、ミルキー、クリームタイプのものを手でのばしてから、余分なファンデをスポンジで抑えてすいとってなじませてしまうんです。
何もなくなっているのでは、と思うぐらいで十分です。
パウダータイプでしたら、スポンジで全体につけてから、目の周り、口の周りなど、シワが目立ちやすい部分をスポンジの何もついてないところで取り去って薄くしてしまいます。
厚いベースは、トラブルを隠したつもりでも、かえってそこに目がいって、しわやシミの存在を感じさせてしまうので、半分ぐらいカバーすれば十分!ぐらいの気持ちでいてください。年をとればとるほど、ベースは薄めが上品で美しいです!
3/ 地肌にあったカラーでナチュラル仕上げ
首と顔の色がぜんぜん違うのは、日常生活では考え物。
黒すぎも白すぎも不自然感が漂うと、厚化粧っぽい印象になります。
「ちょっと白め」に仕上げたいっていう場合は、顔の中心部にファンデを
つけて、アゴ周り、耳の付近には、「何もつけない」ようにしましょう。
つけたファンデーションは、自然にぼかしておきましょう。
<<<究極薄ベース&時短メイクにチャレンジ>>>
化粧品をいろいろ使ってていねいに仕上げるのは、理想的ではありますが、忙しい方には現実的ではありません。
時間とお金をセーブするには、「一本○役」などのマルチなコスメがおすすめです。
たとえば、「ファンデーション」に「+美容液スキンケア効果」「+日焼け止め」などの効果がプラスされた化粧品もあるんです。
1つでいろいろな機能があるなら、時間もコストもセーブできて、そのうえ顔の上が軽い!です。
1本でスマートにメイクを仕上げられるなら、余った時間で細かいところのチェックもできるし、ポイントメイクに時間もかけられます。
かしこいファンデ選びで肌をグレードアップさせてくださいね!