季節の変わり目って意外と肌が乾燥しますよね。温度や湿度がころころ変わるので、肌も疲れ気味。
こんなときは、お肌の美容体操といわれるマッサージで、自己エステしてみましょう。
美容体操、というのは、お肌の基礎体力をトレーニングで高めよう、という目的だからなんですね♪
最近は、いろんなマッサージ方法、化粧品があって、なにをしていいのか迷ってしまいます。
でも、実は、本当に必要なのは、自分の美容習慣に取り入れてしまうこと。たま~にエステサロンに行くよりも、週に2、3回、簡単におうちエステしてみませんか。
高度なテクニックは別として、自分で安心安全にできる方法をご紹介したいと思います。
1/超簡単、お肌のウォーミングマッサージ
肌に負担をかけずに、肌をあっためて血行を良くする方法です。
バスタイムに取り入れてみましょう。
目的は、肌の血行をよくすることです。
血液は、肌に必要な栄養を運んできます。また、いらなくなった老廃物を持って帰ります。この働きが活発であればあるほど、肌の新陳代謝がよくなり、新しい肌の細胞がどんどんうまれるので、見た目もきれいな肌になるんです。
肌くすみや、老化肌などの改善につながります。
ここでは、肌をあたためます。
バスタイムの前に、肌をクレンジングして、きれいにしておきましょう。
クレンジングと石鹸洗顔のダブル洗顔が理想です。
汚れが肌に残ったままでマッサージすると、肌の表面を刺激することになります。
きれいになったら、お手持ちの保湿クリーム。できればヒアルロン酸、コラーゲンなど、肌にいい成分を含んだものをたっぷり肌になじませます。
そのまま湯船にはいって、3分ぐらいなにもしないで湯船であたたまってください。お風呂の湯気で、顔が暖かくなり、クリームが無理なく肌になじみます。
さらに、あたたまった手で、ハンドマッサージ・・・といっても、手のひらで顔全体を覆って、しっかりあたためるようにするだけです。
あたたまったら、手のひらを顔からはなさず、こすらないでほほの大きな部分を筋肉ごと動かしましょう。10回ほど回転するように動かしたら、軽い美容体操のように、内部から温まってくるはずです。
*このテクニックなら、マッサージクリームは必要ありません。こすらないからです。何かしたくなっても、絶対こすらないようにしてください。せいぜい、こめかみなどのポイントを指圧する程度が適当です。
おわったら、最後に手のひら全体で、顔をおおって軽くおさえてください。これで終了です。
2/本格的にマッサージ
マッサージクリーム、ジェル、オイルなどをを使って、すこしていねいに行います。肌に刺激を与えないように、やさしくなでるようにしてください。
週末などにゆっくり行う積極的なマッサ-ジです。
肌に適度な刺激を与えることによって、肌を活性化させます。
マッサージ用のクリーム、またはオイルを用意してください。
「マッサージ用」の化粧品は、肌に浸透しにくい材質で作られています。
指を肌の上で滑らせるときの潤滑油になるんです。
これがないと、「こする」刺激で、肌が厚くなってしまいます。これは、肌が自分をまもろうとする自然現象で、丈夫な肌と言えるかもしれませんが、美容的には、透明感がなくなって、デメリットになってしまいます。
手のひらに、クリーム(オイル)を大きめのブドウ一粒分ぐらいとって軽く毛のひらでやわらかくしてから、肌全体になじませます。
その後、肌の大きい部分は指2~3本(中指と薬指)、細かい部分は指1本(中指)で、くるくると滑らせるようにマッサージしていきます。
強い力でこすることは厳禁です。
もしも途中でクリームの滑りが悪くなったら追加してください。
2、3分でマッサージは終わりです。ふき取るか、洗い流して、その後化粧水や美容液などで、保湿して終了です。
刺激がすくない洗い流せるタイプがおすすめです。
マッサージは、肌の美容体操です。定期的に、短時間でもいいから続けることがお肌の再生を促しますから、肌のツヤやはりが違ってきます。
本格マッサージができないときは、バスタイムのウォーミングだけでも、結構効果がありますから、ぜひ試してみてくださいね。
では、マッサージでピカピカの肌になってください!