みね子の失恋とか、父・実の帰還とか、大事件続きの「ひよっこ」でしたが、今週は、ちょっと一段落。みんなの近況とか、実はあの時こうだったなど、いろいろと整理ができた一週間でした。
考えてみればここまで結構駆け足だったので、ちょっと一杯やりながらいろんなことをもう一回おさらいしておくこともいいですね。
第20週を見終わって、ここから、9月に向けて、いろんな盛り上がりを作ってくれることを期待しています!
<あらすじ★ネタバレ>
乙女たちが再び大集合。みね子(有村架純)は愛子(和久井映見)や時子(佐久間由衣)とあかね荘へ、幸子(小島藤子)と澄子(松本穂香)、豊子(藤野涼子)を迎える。
実は、豊子はみんなにビッグな報告があった。テレビをつけると、なんとクイズ番組に豊子が出場している。どんどん勝ち抜いてついには賞金30万円とハワイ旅行をゲット!!!豊子はハワイ旅行に澄子を誘った。
数日後、みね子は由香(島崎遥香)に強引にバー「月時計」に誘われる。由香はみね子に何か言いたいことがある様子だった。そこへ、時子と早苗(シシド・カフカ)もやってくる。
早苗の仕切りで、それぞれの問題を順序良く話し合うことになった。①時子が高身長のせいで監督にひどい扱いをされたこと、②みね子の島谷との破局、それから③由香の生き方問題。
みね子は、由香に問われて、自分がどうして島谷との別れを選んだのかを語る。我慢したのではなく、自分の考えで自分が別れを選んだのだと。そして由香も父・省吾(佐々木蔵之介)や祖母・鈴子(宮本信子)に反抗することになった経緯を素直に話し始める。
時子の件は別として、みね子と由香の問題は、確かに重くって、日常的な生活ではなかなか語れないことですよね。
もちろん、あの別れのシーンから、みね子の心の動きはドラマを見ている私たちには推測できたのですが、こうして語ることによって一緒にいる仲間たちもみね子の本心がよくわかりました。みね子が「けなげな」女の子というよりは、精神的に自立した女性に成長していることがはっきり確認できましたね。
由香も嫌な子キャラでしたが、実はみね子を心配していて、心優しい女の子で、それから昭和21年生まれでみね子たちと同年齢であることがわかりました!そのへんの微妙な繊細な感情をぱるる(島崎遥香)が実に上手に演じてくれてますね。シシド・カフカさんにも負けない芸達者ぶりです。そしてきっとこの役ははまり役ですね!
一方お父さんの実は無事やっているようですね。こちらも綿引さんやお母さんから、自分が失踪したあとの状況、家族たちがどんな気持ちでいたかを聞き、心打たれたようすでした。記憶が戻ればどんなに井伊かと思いますが、かりに戻らなくても、少しづつまた家族になっていけそうな様子でしたね。
今週は、ストーリーは別として、豊子のクイズ出演シーン、バーにはいれなくて、ノラワンコにむかって歌うヤスハルが光ってました。
来週は何か局面が変わっていきそうな感じです。漫画家たちの行方不明が気になりますね・・・。