日差しのまぶしい季節になると、なんだかお肌のくすみが気になりませんか?
でも、心配しないでください。こまめなお手入れで肌の透明感は結構改善してきます。
今日は美肌には欠かせない洗顔がテーマ。オトナに知っておいてほしい洗顔情報です。
意外に体調を崩したり、肌のバランスが崩れたりしがちなのがこの季節。
スキンケアのほうも、丁寧に行って参りましょう。
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〓〓〓INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★1.洗顔の落とし穴
~石けんだけではキレイになれない理由~
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★★2.角質層の話
~皮膚理論から理想のお手入れを考える~
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★★★3.理想の洗顔とは
~季節によってやり方を変える~
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~石けんだけではキレイになれない理由~
キレイになるためによく顔を洗う、ということ自体はいいのですが、大人肌には気配りとバランスが必要です。
最近こういう方がいらっしゃいました。とても肌がキレイで色白な素敵なオトナの女性です。
「肌がもともと敏感なんで、あまりいろいろお手入れできないほうなんです。最近いい石けんを買ったので、それでよく顔を洗ってます。透明感がでてきた感じ。でも今はその後化粧品をつけるとピリピリします」
・・・石けん洗顔だけでは肌のケアはできません。オトナ肌の方は特に。石けんで洗えば洗うほど、皮膚は薄くなり、抵抗力がなくなってきます。なぜなら皮膚の表面にある皮脂膜が洗い流され、肌が外気に直接さらされ、乾燥や肌荒れの原因になるからです。
いい石けんを使うことも大事ですが、その後のケアが大事。化粧水や乳液、クリームで肌に水分や油分を補給しておきましょう。
>>>もしも肌がピリピリしてきたら・・・
肌が警告を出している、と考えてください。
①石けん洗顔をやめる⇒ぬるま湯でやさしく洗いましょう。
②化粧品は何もつけない⇒ピリピリしなくなってから肌にあう化粧品を。
~皮膚理論から理想のお手入れを考える~
この季節、特に注意をはらっていただきたいのが「角質層」のケア。
「角質層」とは、肌の一番上の層で、この角質層を「正常」に保つことが重要です。角質層が薄くなりすぎると、一般的には肌の防御力が弱くなります。
防御がしにくい状態だと、急に化粧品にかぶれたり、一時的に赤くなったり、といったことが突然起きます。
■過度の洗顔によって角質層は薄くなります。
■強すぎる洗顔料で角質層は薄くなります。
■過度のピーリングでも角質層は薄くなります。
自然のパワーはとても強いので、少しぐらいのことなら肌は耐えてくれますがたとえば体全体が疲労していたり、病気をしている最中だったり、ホルモンのアンバランスがおきている状態だったり、体調によっては肌荒れがおきます。
ピーリングの場合、週1回から2回が適切です。毎日続けたりすると、これも角質層へのダメージになります。
では、その大切な角質層、どのようなお手入れをすればいいのでしょうか?
◎化粧水+乳液はマスト。
化粧水だけではオトナ肌には不十分。多少の油分を含む乳液で、肌が天然の皮脂膜を形成するのをサポートすることが必要です。
◎ドライスキンにはクリームを
バランスよく水分と油分を補給したら、仕上げにクリームでフタをしておきます。これで水分が蒸発しにくくなります。
◎できれば美容液で栄養サポート
皮脂膜形成に必要な栄養成分を含む美容液をチョイスしてさっとつければ、洗顔後のお肌も安心。肌のタイプにあわせて使い心地のよいものを。セラミドなどの成分が有効です。
~季節によってやり方を変える~
>>>乾燥しがちなシーズンの洗顔は・・・
石けん洗顔は一日一度にとどめます。これで肌が自分で回復しやすい状態になりますので、保湿ケアも軽めですむことになるのです。
意外に皆さん、肌を洗いすぎてます。夏場はともかく、3月4月あたりまでは洗いすぎ乾燥に注意してほどほどに。
>>>汗ばむシーズンになったら・・・
だんだん汗も皮脂も分泌が盛んになってきます。朝起きて顔がべたつくという方は、朝も晩も石けん洗顔しましょう。ただし、オトナ肌はダメージを受けやすいため、洗顔直後はすぐスキンケアしましょう。
肌に負担をかけにくい良質の洗顔石けんを選択すること。石けんといっても、一番負担のかかりにくいのはいわゆるクリーミィな「洗顔フォーム」です。
(それと、にきびの気になるような若い人むきの洗顔料は避けましょう!)
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固形石けんが最近とっても人気です。もこもこの泡がタップリできるタイプが話題になってますね。
泡立ての好きなかたはもちろんそういったものが充実感あっていいと思います。
どんなタイプでも要はよく泡立ててから顔にのせるほうが肌の負担が少なく、かつキレイに汚れが落とせますので、泡立てはていねいにすることをおすすめします。
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