美人の条件、つやつや髪。顔だけでなく、こんなところで見た目の印象が変わる
んです。つやのない髪だと、なんだか顔までくすんで見えるもの。
ちょっとひと手間かけて、ピカピカ髪になりましょう!
髪だけでも、見た目がぐっと変わってくるんですよ!
本格的な夏はもうすぐそこ。
暑いとなんだかいろいろさぼりたくなってくるのが人情ですが、この季節、ダメージヘアを放置すると、紫外線でどんどん髪も状態悪化してきます。
サロンに駆け込めば話は早いのですが、ご自宅でできる工夫のあれこれをここでは集めてみました。
カンタンケアをご紹介しますので、ぜひトライしてみてください。
ヘアケアだけで結構若々しく見えるんですよ♪
〓〓〓INDEX
★1.なぜつやがないと老けてみえる?~髪の健康を損なうあれこれにご注意!~
─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─
★★2.ひと手間で髪をきれいにみせる
~ヘアメイクもあなどれないポイント~
─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─
★★★3.こんな習慣でレベルアップをねらう
~髪にもクレンジング+かんたんヘッドスパ~
————————————————————————
★1.なぜつやがないと老けてみえる?
~髪の健康を損なうあれこれにご注意!~
————————————————————————
残念ながら、放置していると髪のチカラはどんどん弱くなっていきます。ツヤのある髪=健康な髪です。
なんらかの要因で、細かいウロコ状のキューティクルが乱れてくると、見た目にパサパサになってくるのです。
まずは髪の健康と見た目を損なうマイナス要因を総チェック!
===とかさない髪
髪をとかすと形が整うだけでなく、ブラシの毛が乱れたキューティクルを整えてくれるため、髪の1本1本がつるんとします。これが髪のツヤに
なるのです。手ぐしで形はなんとか整うものの、ツヤはブラッシングしないとでてきません。動物毛のブラシを1本用意しましょう。
ムカシは100回ブラッシング、などと言ってましたが、健康なヘアの方はこれでキレイが促進されますが、髪にうねりがあったり、ダメージが
あったりすると、やりすぎはキケンです。
===パーマとヘアカラー
どちらもおしゃれの観点からはしないといけないわけですが、これは最大ダメージの要因です。髪自体に薬液でなんらかの作用を起こすので、当然
キューティクルが痛んでパサパサきしきししてきます。
すくなくとも同時に行うのはキケンです。あとが大変です。できれば1か月程度は間をおきましょう。
===ドライヤー、アイロン、ホットカーラーの熱
高熱を長時間あてるとこれもダメージになります。髪が熱で一種のやけど状態になり、これは回復いたしません。すでに生えている髪の細胞は
再生しないのです。新しく生える髪をまつしかありません。
最低限の熱で、さっと行うこと。最近のドライヤーは優秀なので、ずいぶんダメージは少なくなったものの、やはり、なにも保護剤をつけずに行うとダメージは避けられません。
すくなくとも、100%乾いた髪に熱を当てるのは避けること。乾いていたら、専用のヘアローション(ヘアをコートして保護してくれるもの、洗い流さないトリートメント、セットローションなど)が必要です。
===シャンプー、リンスの洗い流し不足
最も重要なヘアケアなのですが、これも方法を誤ると、髪が傷みます。まずは、シャンプーを泡立てるのは手のひらの上、髪で泡をたてるより、
ある程度泡立ててから髪につけましょう。そしてすすぎは十分に。
すすぎ不足のシャンプー、リンス剤は、毛根をつまらせ、髪が弱ってきます。こんなシャンプーをするくらいなら、いっそ洗う回数が少ないほうが髪は自然に調子が良くなります。ホントですよ。
しかし、この季節、洗わないわけにはいかないので、ご自分の髪にあったシャンプー、リンスを選んで、よーくすすぎましょう。
特にリンスやトリートメント。しっとりするので、ついつい残しておきたくなりますが、間違いなく逆効果です。
ちなみに、洗い流す時、お湯の温度は低めにしましょう。熱いと髪の乾燥が進みます。通常よりシャワーの温度を低めにするだけで、髪もぱさつきにくくなります。
===紫外線
顔だけでなく、髪もやけますよね。ひどく焼けてしまったら、髪のダメージは回復しませんので、帽子や日傘でしっかりガードをおすすめします。
ヘアカラーやパーマをしているかた、二重のダメージでせっかくのカラーも台無しになりますので、これからの季節、ご注意を。
———————————————————————–
★★2.ひと手間で髪をきれいにみせる
~ヘアメイクもあなどれないポイント~
———————————————————————–
■正しいブラッシング
朝、スタイリング前の髪にひととおり、夜、シャンプー前に地肌のホコリを落とすつもりでひととおり、これで十分です。
一方、日中ですが、ツヤを出したい方は、まめに、かつ簡単にさっとブラッシングする習慣をつけるとナチュラルなツヤがでてきます。
湿気で髪がひろがりますと、変に髪がぼうぼうに見えてきますので、こんなシーズンは、あまりスタイリング剤で固めずに、まめなブラッシングで自然
なツヤ髪をたもつのもテです。つまり、ブラッシングは、まめに、しかし、一度にする回数は控えめに、といった感じがよいようです。
■正しいブロー
サロン帰りの髪はとってもつやつやですよね!これはプロのブローのおかげです。
きちんとブローすると、少々ダメージのある髪もきれいに見えるのです。
程よいブローは髪のキューティクルを一時的に整えてくれるので、髪の1本1本がきれいになるのです。
逆に、シャンプー後、自然乾燥だけでは、髪にツヤがでませんので、できればひととおりブロー致しましょう。夜シャンプーした場合でもいったんブローしておくと、翌朝の仕上がりが違います。
そのためには、扱いやすいドライヤーをえらぶこと。ムリに大型にすることはありません。できるだけ、熱風を至近距離からあてないようにするためです。
ブラシ付きのドライヤーでもしないよりはいいのですが、長期的に髪の健康を考える場合は、直接熱風の当たらないドライヤーと動物毛ブラシでのブローが一番髪にやさしいです。
アイロン、ホットカーラーも同じように直接熱があたりますので、保護効果のあるローションをつけることと、短時間で決めることが必要です。
■スタイリング剤の助けを借りる
全体に痛んでいる場合、どこか一か所にツヤポイントを作りましょう。
前髪をあげたり、耳の脇をかきあげたりした状態にして、ボリュームを抑え、ジェルやオイルなど、ツヤのあるスタイリング剤で毛の流れをきれいに整えます。
このように顔周りで1か所でもツヤのあるポイントをつくると、顔もイキイキ見えます。白髪のある方は、気になる箇所ですが、少々なら、ツヤで結構目立ちにくくなりますので、カラーに頼らなくてもよくなります。
決めすぎるとちょっと堅苦しいので、アクセント的にアレンジしましょう。全体をかためるより一部のほうがメリハリがでて立体的になります。
ハーフアップしてサイド部分をツヤのでるスプレイでキープしておくなどもおすすめです。
————————————————————————
★★★3.こんな習慣でレベルアップをねらう
~髪にもクレンジング+かんたんヘッドスパ~
————————————————————————-
頭皮と髪の状態をつねに良くしておくことが、ツヤ髪美人の心得。
最近話題のテクニックをご紹介します。
■頭皮クレンジング
シロウトのシャンプーわざでは行き届かない頭皮の汚れ。ごしごしあらうより週一回のクレンジングを試してみては??? 2回シャンプーするより、ずっと地肌には良い効果が得られます。
なんと必要なのは顔用の「クレンジングオイル」です。(クリーム、ミルクは不可)
それも、洗い流せるタイプにしましょう。
1-シャンプー前にオイルを頭皮全体になじませます。
2-頭皮をこすらず、指で軽くもみこむようにマッサージ。地肌を動かすようにすると、マッサージ効果とクレンジング効果が得られます。
3-ぬるま湯でよくすすぎます。そのあとシャンプーリンスします。
地肌はお顔と続いていますので、顔用のもので、毛穴の汚れをきれいにいたします。地肌をすっきりさせるのに大変効果的です。
■かんたんヘッドスパ
クレンジングとシャンプーが完了したら、お好きなトリートメント剤を髪につけます。できれば、バスの中ではありますが、使い捨てヘアキャップなどを利用して数分間(バスタブの中にいる間)でいいので、髪をラップして温めます。
文字通りラップを使ってもいいですが、ヘアキャップのほうが早いです。
なければ、タオルや手ぬぐいなど、覆うものならなんでも。
お手持ちのトリートメントの効果がこうして密閉することで倍増!します。お顔のマスクと同じ原理です。
最後に、よくすすいで、タオルドライ。
タオルは2枚でよく水気をとってからドライヤーをかけます。
仕上げはヘッドマッサージ。夏は特に気持ちいいですよ。ひんやりヘアトニックなどを地肌につけて、地肌を動かすようにマッサージします。顔のマッサージ同様、地肌の血行がよくなって気分もすっきり。健康的な髪を育ててくれます♪
髪型をかえて若々しくなることも一つの方法ですが、ご自宅ヘアケアだけでも結構髪にツヤがでて、髪美人になれますよ。ツヤって、顔だけでなく髪の場合
でもとても重要なんです。