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黒革の手帖第4話あらすじと感想~元子に迫る理事長の魔の手!

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愛と欲望が渦巻く銀座で、トップを目指して野望を燃やす原口元子。銀行から横領した資金でクラブ「カルネ」をオープンさせ、銀座で一番若いママとして夜の世界を生き抜いています。

今回は、「愛を求めて」元子に迫る理事長の危機せまる形相が怖かったですね。普通の女性なら、あきらめて言うことを聞いてしまいそうなところ(?)ですが、さて、「悪女」はどうこれをかわすのでしょうか。

・・・お勉強させていただきます!

今日のあらすじ、ネタバレ注意です!

<あらすじ>

原口元子(武井咲)は、銀座一のクラブ「ルダン」が売りに出されていることを耳にした。売値は3億円。ぜひとも手に入れたい元子は、黒川の手帖を手に、何かを思いめぐらせている。そこには、上星ゼミナールの理事長・橋田常雄(高嶋政伸)の名も書かれていた。

橋田の方も、元子を狙っていた。温泉旅行にさそおうとするが、元子は言を左右にしてごまかし続ける。しかし、ある日、橋田とともに料亭「梅村」を二人で訪れるはめになり、無理やり床の敷いてある部屋に連れ込まれる。

『梅村』の仲居、島崎すみ江(内藤理沙)が折よく部屋を訪れたおかげで、辛くも逃れることができた。

一方、安島富夫(江口洋介)は、新しい事務所を構え、実力者の令嬢との結婚話を着々とすすめていた。彼もまた、手段を択ばずに自分の望むものを手に入れようとしていた。そんな安嶋に共感を覚える元子。

元子は、すみ江を利用して、橋田の情報に探りを入れていた。目的は彼から、クラブを手に入れるための資金を得ること。橋田のほうは元子をなんとか自分のものにしようと迫るが、元子はある計略でまたしても難を逃れた・・・。

橋田理事長を演じる高嶋政伸さんの鬼気迫る演技がすごかったですね。この人は、すごくいい人な顔つきをしているんですが、それだけに常軌を逸した役どころがすごく恐ろしい感じになりますね。

ママとしての着物姿の元子さんは、しっかりと決まってるんですが、自分のマンションにいるときの元子を演じる武井咲さんは、結構普通のキレイな若い女性に見えて、一瞬誰かと思いました。この辺は「若いママ」のリアルな感じなんでしょうね。

ただ、今回の元子さんは、目的を遂げるために悪いことや卑怯なことはいとわないけれど、自分でやっていいこと悪いことの線引きがなにか心の中にある感じです。そのへんが安嶋さんとシンクロしていて、どこかロマンティックですね。彼女の価値観や行動基準には興味がわきますし、悪いことをするにしてもスタイリッシュに決めてほしいものです。

元子さんVS橋田理事長の攻防は、次回まで持ち越しになってしまって残念です。次回は元子さんの手腕を期待しています。

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