元子は、究極の目標である銀座一のクラブ「ルダン」を狙っていよいよ本格始動します。元子はすでにクラブを一つ経営していますが、本当の目標は「銀座の頂点に立つこと」。銀座で一番若いママが、果たして銀座一のクラブのママになれるんでしょうか。いったいどうやって???
今回は、ついに黒革の手帖を手にして橋田理事長に迫ります。元子の美しき悪女ぶりがますます光り輝いてきました。
<あらすじ★ネタバレ>
クラブ「カルネ」の若きママ・元子(武井咲)は、大きな野望を抱えていた。それは、自分が銀座の頂点にたつこと。そのために、売りに出されているクラブ「ルダン」を何とかして手に入れたい。
元子は新しいホステスすみ江(内藤理沙)を使って、上星ゼミナールの理事長・橋田(高島政伸)の裏口入学斡旋リストを入手していた。そして、橋田が買う料亭「梅村」をわがものにしようと考えていた。その料亭なら、時をおかず2億円で売れそうだった。
元子は橋田を訪れ、料亭「梅村」を2千万円で譲れと迫る。橋田は、手帖の情報と、裏口入学者のリストを元子が握っているのを知り、元子の要求をのまざるを得ない羽目に陥った。
一方、安島(江口洋介)はかつて世話になった故・若槻大臣の妻の対抗馬として選挙に出馬していた。そんなとき、若槻大臣の過去の大スキャンダルが発覚。そのため、正式に党の公認候補となり、選挙の勝利を確実なものにしていた。
クラブ「ルダン」の所有者は、元子もよく知る政財界のフィクサー・長谷川(伊藤志朗)であることがわかった。そして、売値は三億円。元子は、一気に勝負をかけることにして、長谷川に交渉をもちかける。三億円なら、「カルネ」と「梅村」を売れば、十分に可能な金額だった。・・・しかし、長谷川は、なんのバックグラウンドも持たない元子を信用せず、高額の手付金を要求するのだった。
橋田理事長などは、「手帖」の情報と、裏口入学者リストを握っている以上、怖くもなんともない元子さんです。しかし、彼女の勝利をより美味なものにするためには、橋田理事長、もうちょっと何かがんばってほしかった気がします。
たしかに、たった一人で、世間の大物を若いママが相手にするのはかなりすごいことで、情報力、精神力、and 様々な知識も必要です。そういった意味で元子は超人ですが、ここはひとつ、敵役にはもっと頑張って元子に対抗してもらいたいところです。
今週のドラマの中で、長谷川に関して「君はまだ本当の恐ろしさを知らない」と安島さんが元子に警告していましたので、どんなに恐ろしいひとなのかは、来週のお楽しみ、ですね。
超人、元子に対抗できそうなのは、この長谷川と、クラブ「燭台」のママ(真矢ミキ)あたりでしょうか。彼女は元子が「ルダン」を狙っていることを聞きつけてしまいました。女どうしのバトルもありそうですね。
元子が勝つのは当たり前的な流れよりも、大ピンチから機知と精神力で脱出するスーパー元子が見たいです!前回あたりから、元子が勝ってスッキリ!という展開が、ちょっとおあずけみたいな流れになってませんか???
それはともかく、元子さんのお着物、今日も夏物の着こなしが、超美しかったです!