前回のラストでさっそうと登場したパイセン。真犯人が自首したので、自分の「冤罪」が明らかになった、と説明されたトビオは一安心。またパイセンを囲んで楽しい毎日が送れるのか・・・と思った矢先、またまたどんでん返しの第6回でした。
今回は、再開した4人の盛り上がりっぷりから、驚愕の真実への急展開へ・・・。
スト―リーがテンポよく展開し、「僕やり」ファンならずとも、目が離せなくなるドラマです。もう、結局どうなんだよ~~とトビオと一緒に叫びたくなって先が見たくなる構造です。
<あらすじ★ネタバレ>
爆破事件の犯人を名乗る男がが自供したので、パイセン(今野浩喜)は大手をふって再びトビオ(窪田正孝)の前に登場!大爆発の責任は自分たちにはないと説明され、トビオの罪の意識はすっかり解消した。
こうしてマル(葉山奨之)や伊佐美(間宮祥太郎)とも合流し、4人はすっかり以前のペースに戻って大盛り上がり♪。伊佐美とトビオの金を使い果たしたマルには怒りを感じていたものの、再び取り戻したそこそこの日常の幸せがその怒りを押し流していた。
トビオは自宅に戻り、家族に暖かく迎えられる。蓮子(永野芽郁)が市橋とつきあっていると思い込んでいたことも、自分の誤解だとわかり、心の中の霧は次々と解消していった。
ある日、高校教師の菜摘(水川あさみ)がパイセンに会いたいといってきた。すっかりデートと思い込んだパイセンは、いそいそと出かけていくが、菜摘の思惑はまったく別のところにあったらしい。菜摘は闇社会のドン、輪島(古田新太)に会うために、パイセンを利用するつもりだった。
逮捕された「真犯人」はまったくのでっち上げだった、とパイセンは告白する。つまり、嘘を告白して罪をかぶらされているのであって、爆破事故を起こしたのは自分たちに間違いないと。そしてそのもみ消し工作は、ドンの輪島によって行われた。パイセンは彼の息子だったのだ。
自分たちに責任はないと聞いてほっとしていたのもつかの間、再び罪の意識が彼らを覆いつくした。
驚愕の真実でしたね・・・。やっぱり爆破事故の責任はパイセンたちだったんですね。それにしても、パイセンも伊佐美もマルも世間的には誰も知らないからすべて「闇の中」に葬ればいい、と、事態から目を背けようとしていました。
トビオは、再び巨大な罪の意識に襲われ絶望のどん底に。なんといっても、10人が死亡した大事故だったし、もみ消しのために無実のホームレスが犯人にしたてられて死刑になったら「11人」の死の責任、ということになります。
一見、幸せな日常にもどったかと思えたのですが、トビオは一人静かに落ち込んでいき、ついにラストで屋上から飛び降りてしまいました。
★残された謎、謎、謎・・・
教師の菜摘さんは、いったいどんな因縁のある人なのでしょうか。この部分はまださっぱりわからないし、パイセンの過去もはっきりしません。そして、現時点では、爆破事故の責任はパイセンたちということになってますが、これもちょっと不明瞭。そして、ドンの輪島はいったい何を考えているのか知りたいところです。
もちろん、トビオの命運、それから蓮子とのLOVEの行方も。
だから、まだまだ気になる点が多すぎてドラマの終結まではまだまだ。次々と開けられるびっくり箱に振り回されつつ、最後まで見ていきたいです!