ひよっこの余韻も色濃い中、もう「わろてんか」がスタートしました。
まずは「わろてんか」の意味、ですが、わたくしバリバリの関東地方出身で、関西言葉には弱いんで、思わずググっちゃいました。
「わろてんか」とは、「わらってください」「わらってくれる?」てなイメージで、なんか自分が面白いこと言ったときにほかの人に「笑ってよ~」みたいな感じで使うみたいです。
というわけで、タイトルもなんか関西ノリ。
関西では、面白いことの一つも言えないと、人間として今一つ評価されないいうぐらい、面白いかどうかは大切なことだと聞いたことがあります。(あ~関東に生まれてヨカッタ)
このドラマのヒロインは、吉本興業の創業者・吉本せいがモデルだそうです。そして、ヒロインはいきなり「笑い上戸」という設定で、初回から爆発的に走り回り、自ら笑顔をふりまきます。
さて、今日の「わろてんか」は面白かったかな~?
<あらすじ★ネタバレ>
舞台は明治35年京都。
京都の老舗薬問屋の娘・藤岡てん(新井美羽)は、明るい笑い上戸の女の子。年に一度の祭りの日、てんは丁稚の風太(鈴木福)と一緒に寄席に行き、生まれて初めて落語や芸を見る。
ところが、てんの父・儀兵衛はいかめしい顔つきのシリアスな人物。ある日、笑い上戸が過ぎて、父の大切な商談を台無しにしてしまった。怒った父に「金輪際、わろたらいかん」と言い渡されてしまう。
てんちゃんは、子役でスタート。新井美羽さんは、「おんな城主直虎」で主役のおとわの子供時代を演じた名子役です。喜怒哀楽の表現にインパクトがあり、個性的で魅力的です。
相手役の風太は鈴木福クン。こちらは「マルモのおきて」で大ブレイクした超有名子役。子役とはいえ達者な演技で、安心感のある役者さんですね。
ほかにも、こわいお父さんの遠藤賢一さん、やさしく賢そうなお母さんの鈴木保奈美さん、なんか、はんなりしてるお兄さんには千葉雄大さんと、すでに豪華キャスト。
今後もヒロイン役の葵わかなさん、松坂桃李さん、高橋一生さんと、見逃せない俳優陣なので、やっぱり見ずにはいられない朝ドラになりそうです。
立身出世する主人公、明るくパワーのあるヒロイン像、元気のでるストーリー、で、朝ドラファンには間違いなく受け入れられそうですが、逆に言えば「典型的」すぎるところが気になりますね。
あとはどこまで面白くしてくれるか・・・ここは今後に一番期待したいところです。今日のところは、そんなに笑えるところはなかったかな~。