そろそろ日傘をさした初夏美人が町に現れましたね!
夏でも美しい白い肌を保っている人って、男性だけでなく女性の目もひきます。
悲しいことに、自然にまかせていると、どんなに美しい白い肌の方も徐々に乾燥や老化に悩まされるようになります。
◇美白とは、美しい肌を保つこと◇
1世代前でしたら・・・
「今年の夏は焼いて小麦肌?それとも上品に白い肌?」
などと悩んだものですが。
現在の美容の考え方は・・・「焼かないのがキホン」です。
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オゾン層が破壊されたことによって、紫外線が地表にたくさん届くようになる、紫外線の人体への害が注目されるようになりました。紫外線の極端な増加は人の健康や生態系への悪影響を生みます。
例えば…
オゾンの量が1%減少すると、皮膚ガンの発症が2%増加し、白内障の発症が0.6~0.8%増加すると推定されています。
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日に焼けた肌は健康的で見た目にもリッチな感じがしますが、これからはむしろ防御することが大切です。
実は、その日に焼けた色は「メラニン色素」という物質で、この色素は、肌を紫外線から防御するためにつくられているのですが、肌全体を日焼けさせたり、部分的にシミ、ソバカスとなったりします。
そして、そのためのお手入れとは「メラニン色素」をいかに少なくするか、ということが具体的な目標になります。
◇ メラニンを少なくするお手入れ◇
美白化粧品は、様々なメーカーから発売されていて、各社様々な特徴があります。
いろいろと試して比べてから買いたいところですが、すぐに効果が目に見えるわけでもなく、難しいところです。
●美白成分でメラニンを少なくする。
美白有効成分のはいったクリーム、美容液などを使います。特別シミのない方でも、春夏はこのような美白化粧品を使う方が増えてきています。
これらの成分は、できてしまったメラニンをうすくしたり、メラニンの 生成自体を抑制したり、さまざまな働きを持っています。
代表的なものをあげると、
ビタミンC(誘導体)、アルブチン、エラグ酸、ルシノール
ハイドロキノン、プラセンタ、甘草フラボノイド(油溶性甘草エキス) カモミラET(カミツレエキス)、クジンエキス(クララエキス)レチノール(ビタミンA)、AHA(フルーツ酸、グリコール酸など)
などがあります。他にも新規開発のものが続々でてきてます。
どの成分がいいか、となるとその方のお肌の状態にもよりますので一概にはいえません。
信頼できるメーカーのものを選び、説明をよく読んで、あるいは説明を店頭などでよく聞いて、ご自分で納得のいくものを使ってみることです。
実は、美白化粧品のチョイスは成分だけできまるものではありません。
===⇒ 最後の項でご説明します。
●肌の働きを高めて、メラニンを早く外に出す。
メラニン色素は、お肌の新陳代謝とともに、代謝により排出されます。なので、肌がいきいきした活発な状態であれば、黒くなったものが、早く新しい肌に生まれ変わります。
たとえば、マッサージなどで、物理的に肌の血行を良くしますと、代謝もよくなります。バスタイムなど、あたたかい場所で、マッサージ用クリームやオイルなどで行うと効果もさらに高まります。
●紫外線をブロックする
ちょっとした外出や洗濯物を干すだけでも、積み重ねるとうっかり日焼けになっています。毎日洗顔の後、化粧水、乳液などでお肌を整えたあと、紫外線ブロック用の化粧品をつけておくと安心です。
このような日常紫外線なら、SPF 20位で十分とされています。 長く外を歩くような場合は、日傘や帽子などで防ぎましょう。
◇ 肌の透明感を増すお手入れ◇
実は、紫外線が美容に及ぼす害は、メラニン色素だけではありません。
肌の角質が厚ぼったくなり、表面がざらざらしたり、毛穴が目立ってきたりします。
結局、外から目に見えるのは、この角質層なので、ここをどうケアするかで、みた目がだいぶ違います。
通常は、「保湿効果の高い美白化粧品」を選ぶことでだいぶ違います。または「美白化粧品」だけでなく、「保湿化粧品」たとえばクリームなどを併用します。
角質層が適度にうるおっていると、肌に透明感が生まれます。
+++それでもなおかつ、気になる方におすすめしたいのが、
●柔軟化粧水
肌を柔らかくして、余分な角質を取り除いたり、後に使う化粧品の効果をたかめたりする目的の化粧水です。コットンにたっぷりとって、軽くふき取るように使います。
●酵素洗顔料
洗顔石鹸に、角質を除去する成分を含ませたもの。通常の洗顔よりも、しっかり角質を除去します。よく泡立てて、肌を泡でつつむようにやさしく洗います。
こすらないこと。
●ソフトピーリング
角質を取り除く物質(粒子や成分)を含んだ化粧品で、積極的に角質をとり除くものです。通常は週に一度くらいの使用が適切です。効果はでますが、その分肌に刺激になる場合もありますので、調子の良いときに行いましょう。
===⇒重要:こすらない、やりすぎないことが重要です。気になる部分だけやってみてもいいです。皮膚のうすいところ(目の周りなど)は極力避けて。
美白化粧品は、成分だけでなく、香りやしっとり感など、自分で使い心地のよいものを選ぶのが大原則です。でないと続きません。オトナ肌の方は、なるべく保湿効果にもこだわって選ぶこと。夏はクーラーなどで、結構乾燥することも計算にいれて。